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保育園の役割

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保育園の役割とは

当園は今年で創立50年。30年以上も前から「良い子育てと、充実した仕事は、必ず両立する。」とのスローガンを高く掲げてきました。どのお子さんも人間力としての「生きる力」は幼児期にこそ獲得されなければならない、との最新の脳科学が教える知見に従い、子どもが育つ「最善」の環境の中にあって、バランスのある楽しい環境の毎日の繰り返しによって『どの子も育つ「明るく、賢く、逞しく」』との保育方針を貫いて参りました。

少子化対策等の子育ての議論を深めるほど、保育園の存在が増しています。何故なら赤ちゃんからの子育ての経験あるスタッフと施設を備え、子育てのノウハウを蓄積しているのは保育園だからです。
これは保育園の歩みそのものであったからです。しかし保育園にも色々あり、その保育機能としての内容は玉石混合です。しかし保育所保育指針に『養護と教育は一体であり、豊かな人間性を育成』と謳われております。
この保育指針の精神をいかに実現し、保育のレベルアップを目指す事が保育者に問われております。これが少子化時代を克服する最強の子育て支援策です。その理由を以下にまとめてみました。

保育園と親との共通の絆

保育園と父兄とは「子どもの最善の利益」を担保し、「良い子育てをする」と言う共通の絆で結ばれております。下の左欄は親としての立場、右欄は保育園との関係の中での考え方。子育ての問題は必ず解決への道筋、答えがあります。

保育園はその手助けをする為に、今更ながら、若い親御さんに対してその為の啓蒙とコミュニケーションの大切さを痛感させられます。

子供は心が動かなければ、体も動かない。

子供は本来、自由です。ユニークであり、個性的であり、したがり屋、やりたがり屋です。友達・大人の真似をし、再現しようとします。それが創造力を育む原動力になります。
私達は、子供の持っているこのような"宝物"を本当に大切にしながら育てなければなりません。子供は本来、ユニークであり、個性的であって、夫々の持つ創造力をかき立てながら旺盛な興味と好奇心を持って動いているのです。
しかし、現在の子供を取り巻く環境は、自ら自由に動ける場を狭めてきています。家に帰って遊ぶ場所(空間)が、遊ぶ時間も、遊ぶ相手(仲間)、いわゆる三間(サンマ)がないのです。今の子供の遊ぶ玩具はメカロボットのようなテレビの映像を固定的になぞる事だけです。

今こそ、子供本来のいきいきした、新鮮な魂を…

呼び戻すべきときです。そして、ユニークで、個性的な想像力を生かすべき時だと思います。日々の生活の中で、自由なイメージを共有し合う遊びを取り入れたいものです。

一人一人の子供が持つイメージを出し合って遊ぶ楽しさを共感させたい。
想像力を駆使して、もっと自由な、もっと広がった遊びを出現させたい。

それは、子供の想像力・創造力を大切に受け止めているからです。自発性や創造性が伸ばされているからです。友達とイメージを交流し合って遊ぶことが実現出来ているからです。子供と保育者が楽しさを共有し合いながら、共感、共鳴し合っているからです。そこには子供の自由が保障されている場所(空間)があり、時間(保育)があり、仲間(集団)があるからです。

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