埼玉県ふじみ野市上福岡 保育園 なかよし保育園

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給食

「一粒の米はからだを育てるだけでなく、こころを育てる」
乳幼児にとって食物は単に体を育てるにとどまらず、最大の臓器である脳(心)の形成発達を促す栄養源です。特に脳科学によって、脳発達の解明で、食の大切さが分かってきております。したがって、子育ての基本は食に負うところが大変大きいとの考えから、いわゆる「育脳健康自然食」として、なかよし保育園の給食は専門の管理栄養士により献立、調理されております。
  • 2015年 2月の献立表


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  • 脳を作ったのは「食」である

    文明は、皮肉やパラドックスに満ちている。交通手段が進むことで、現代人の歩く能力は昔の人に比べて恥ずかしいくらいに退化した。虫歯は、歯磨きが常習になってからひどくなったという。

    衛生思想が進み、日本の社会が無菌状態になれば、人は菌に対する抵抗力を失う。バリ島を訪れる旅行者のうち、日本人だけがコレラに罹るというし、突然、暴れだしたO-157の前で右往左往だ。文明の進化を盲目的に信じた昔の人は、思考を“武器”とする人間の未来の姿だと言った。勿論SFである。

    だが、ここには一つ陥穽がある。脳(つまり考える器官)だけが、これからもどんどん進化し、それ以外のからだは、使われない事で退化するという漠然とした了解は間違いである。脳は脳だけでは成長発達も進化もしない。

    それが動物としての人間の宿命。脳と体はセットになっているからである。もし、脳が脳でだけで進化してしまうのだったら人間の行く末はコンピュータしかない。コンピュータには体がない。つまり感性がない。感性とは“からだ”全体から脳に送られる情報である。

    人間の脳は、全身から来る情報によって活発化する。感性とドッキングしない脳は退化するしかないだろう。だから、さっきの話は、体の退化で脳も退化してしまうのは必然なことである。

    人間にとって「身体性」は避けて通ることができない現実である。身体性とは、生命あるのもは、食べて排泄しながら生きていかざるをえないということだ。身体があって始めて脳はものを感じ、考える。その身体が弱体化すれば、脳も衰弱する。ところがそんなあってはならない話が、現実化しつつあるというのだから、わからないのである。SFゆずりの醤油顔だ。現代人の食生活が安易なものになるに従って、噛むことから解放(!)された顎が退化し始めた。見た目は、頬がすっきりしている。

  • 離乳食

    ◆添加物の加工食品等は避けるようにし、緑黄色野菜、海草、穀物等の日本の伝統食材をベースに調理する。
    ◆現在、何らかのアレルギーを持った者が多いが、早くから動物性蛋白質を与え過ぎないようにしている。アレルギーは先天的な体質によるものと、農薬添加物等に起因するものがあります。
    ◆生きて行く上で一番大切な食するという作業(ミルクがしっかり飲める、離乳食がしっかり食べられる)に対して意欲的であるということは、全てのやる気、意欲を育つことにも繋がります。1人1人の子供の様子を見ながら食育に取組みます。
    ◆糖分の多い飲み物、食べ物は幼児の健康を害するものが多いのでさけ、DHAを豊かに含む青魚や、穀物中心、日本の伝統的食材を中心にした手作りの調理法により、バランスのとれたミネラル・カルシウム分の多い素材を使っています。
    ◆食べることは幼児にとって生きるための主要な活動であり営みです。

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